企業のネットマーケティング支援を手掛けるユニメディア(東京都中央区)は2009年5月13日、アクセス解析を核としたネットマーケティング統合管理ツール「UMAP Marketing Platform」の販売を開始した。アフィリエイト、検索連動型広告などのマーケティング施策の効果を一元的に確認できる。ネットマーケティングの手間やコストの低減、効果の向上につながることを訴求して、2010年3月までに400社への導入を目指す。

 同ツールは、アクセス解析、広告効果測定、複数のアフィリエイト・サービスを手軽に導入・管理できるワンタグアフィリエイトや、広告の収益管理などの機能を提供。一般的にはこれらの機能ごとに管理ツールの画面に個別にログインして利用するのが、UMAPではそれを一元的に利用、管理できる。

 特に、顧客生涯価値(LTV)をベースとした広告効果測定や、SEO(検索エンジン最適化)のキーワード別CVR(コンバージョン率)分析を手軽に実施できることが強みだという。パソコン向けサイト、ケータイ向けサイトの両方に対応する。

 料金は初期費用50万円、コンサルティング費も含む月額費用は60万円から。大規模サイト向けのサービスで、月間売上高で2000万~3000万円以上の事業をサイトで展開する企業が主な対象となる。月間1000万PV(ページビュー)以下のサイト向けには、細かな機能を省いたサービスを提供。初期費用が10万円、月額費用は3万(10万PV以下)~45万円(1000万PV以下)となる。