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ライフログの問題を話し合うWGが発足

2009/05/11
松浦 龍夫=日経ニューメディア

 総務省は2009年4月28日,「利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸問題に関する研究会」の下に「ライフログ活用サービス ワーキンググループ」を発足させ,その第1回会合を開催した。構成員は弁護士やシンクタンクの研究員,移動通信事業者のライフログ担当者などである。この研究会は,ICT(情報通信技術)を使った新しいサービスの利便性と,プライバシー保護や個人情報保護とのバランスをどう取るかを議論するために,2009年4月に始まった。ライフログ活用サービスに関するワーキンググループ(WG)の他に,Google社のストリートビューに代表されるインターネット地図情報サービスのWGと違法音楽配信をテーマにしたWGが設置され,既に活動を始めている。

 総務省はライフログ活用サービスWGにおいて,問題の洗い出しを最重要テーマに掲げている。ライフログに関しては具体的なサービスが少ないことがその理由である。4月28日の第1回会合でも,移動通信事業者の担当者からWGの構成員への「ライフログとは何か」「移動通信事業者がどのようなライフログを取得しているか」といった説明が主な内容だった。

 構成員から移動通信事業者への質問では,「ユーザーへの許可はどのように取っているのか」「ライフログを蓄積するシステムのデータ更新頻度はどのぐらいなのか」といった質問が出た。総務省では5月末までに約3回WGを開催し,今後ライフログ活用サービスが普及した場合に考え得る問題点を,さらに洗い出していく方針である。

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