NTTソルコは2009年5月11日、在宅コールセンターの実証実験を開始すると発表した。USENのインターネット接続サービス「GyaO ショッパーズ・アクセス」の問い合わせ受付業務について、在宅勤務の電話オペレータが対応する。6月から2ヶ月間の予定で実証実験を実施し、有効性を検証する。

 今回の実証実験では電話の転送などにブロードアースのコールセンター構築支援サービス「HooooPs」を利用する。このサービスはオペレータの在席状況を管理し、適切に電話を割り振る機能などを提供する。これにより、コールセンターにかかってきた問い合わせ電話をNGNやインターネット経由でオペレータ宅に転送する。

 NTTソルコは自社に勤務するオペレータから実験への参加者を募集。5人程度の規模で実施する予定だ。実証実験を通じて、今後のコールセンター業務全体での在宅勤務の導入を検討する。