スカパーJSATは2009年5月8日,4月末の加入実績を発表した。それによると4月の新規受付数は6万5603件,純増数は2万3073件となり,4月末の累計契約件数は373万825件となった。新規受付数の6万5603件は2002年5月度(サッカーワールドカップ日韓大会時)以来,純増数の2万3073件は2006年6月度(サッカーワールドカップドイツ大会時)以来という。同社では,この久々の大幅な加入増の要因について「WBCとプロ野球番組の申し込みが好調であったこと」を挙げる。また,基本パックの申し込みも好調だったという。

 放送サービス別の内訳をみると,東経124・128度CS放送「スカパー!」が2万3843件減少の271万3034件,東経110度CS放送「スカパー!e2」が同4万1903件増加の87万2183件だった。有線系サービスの加入実績は,FTTH(ファイバー・ツー・ザ・ホーム)回線を利用したRF方式の多チャンネル放送「スカパー!光」が,5110件増加の10万3972件である。スカパー!光以外の有線系サービスは,同97件減少の4万1636件だった。

 なお, スカパー!HDは新規受付が2852件で累計が2万7265件(SDTV放送からの移行件数の4437件を含む)だった。また,スカパー!e2再送信(オプティキャストが提供)は新規受付数が507件で,累計715件となった。

[発表資料へ]