写真1●あいさつをする「Robot Shop テクノロジア」の荒井貞博店長
写真1●あいさつをする「Robot Shop テクノロジア」の荒井貞博店長
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写真2●2足歩行ロボットや各種パーツを取り扱う
写真2●2足歩行ロボットや各種パーツを取り扱う
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 ホビー向けや教育用のロボット専門店「Robot Shop テクノロジア」が2009年5月8日,東京・秋葉原に開店する。かつて秋葉原のロボット専門店といえば九十九電機の「ツクモRobot王国」が代表的な存在だった。しかし,九十九電機の事業がヤマダ電機へ譲渡されたことに伴い,2009年3月から休業状態となっていた。テクノロジアは,ツクモRobot王国の前店長で“国王”という愛称で親しまれていた荒井貞博氏(写真1)が独立し,立ち上げた店舗。新店舗でも荒井氏が店長に就任する。

 同店ではロボット大会に集まる熱狂的なファンの支持を集めている2足歩行ロボットの関連製品を取り扱う(写真2)。組み立てキットのほか,各種の改造用パーツを取りそろえる。学校や企業で使うロボット教材にも注力する。荒井店長は「ロボットと聞くと,おもちゃと考える人もいるが,優れた学習教材も多い」と,若い技術者の育成にロボットを役立てたいという意気込みを語った。

 店舗における販売のほか,Webサイトでも各種のロボット関連商品を全国に向けて販売する。プライベートでお酒を好む荒井店長は,夜にはファンが集い,お酒を飲みながら楽しめるロボットバーをテクノロジア内に開設する構想もあるという。

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