GMOインターネット傘下のGMOメイクショップは4月24日、ECサイト構築/運営ASPサービス「MakeShop」で、オーバーチュアの検索連動型広告「スポンサードサーチ」を出稿できる新機能の提供を開始した。検索エンジンの結果表示ページ上部などに広告を掲載することで、ECサイトの集客を支援し、売り上げ向上につなげてもらう。

 新機能の名称は「かんたん!オーバーチュア」。MakeShopの「ビジネスショッププラン」(月額1万500円)と「プレミアムショッププラン」(同3150円)の限定機能とし、無料プラン「フリーショップ」では提供しない。利用者の選んだ商品カテゴリに応じてキーワードと広告文を自動作成し、入札単価の目安を表示する。入札額は出稿時に変えられる。広告のキーワード別クリック数や表示回数、成約件数、出稿料金をグラフ化して効果を計測できる。

 利用期間は3カ月単位で、広告費用は1万6000―9万4750円。毎月使う広告費用の上限が決まっており、契約期間の早い段階で費用のすべてを使い切ることがない。広告費用は1日単位で設定することも可能。

 新機能はスポンサードサーチの広告管理用APIを利用して開発した。このAPIでショッピングカートサービスと検索連動型広告を本格的に連携させたのは、これが国内初という。

■関連情報
・GMOメイクショップのWebサイト http://www.makeshop.jp/
・オーバーチュアのWebサイト http://www.jp.overture.com/
・GMOインターネットのWebサイト http://www.gmo.jp/