米Appleは米国時間2009年4月22日,2009会計年度第2四半期(2009年1~3月)の決算を発表した。売上高は81億6000万ドルで,前年同期の75億1000万ドルから8%の増収。純利益は12億1000万ドル(希薄化後の1株当たり利益は1.33ドル)で,前年同期の10億5000万ドル(同1.16ドル)を15%上回った。
粗利益率は36.4%で,前年同期の32.9%から上昇した。また米国以外の売上高は,総売上高の46%を占めた。
Appleが当期に出荷した「Macintosh」は222万台で,前年同期を3%下回った。デスクトップ製品が同4%減少し,ノート・パソコンが同2%減少した。
「iPhone」の出荷台数は379万台で前年同期比123%急伸した。「iPod」は1101万台で,前年同期と比べ3%増加したが,売上高は同8%減少した。
同社CFOのPeter Oppenheimer氏は,「ホリデー・シーズンを含まない四半期としては,過去最高の売上高と利益を記録でき,たいへん満足している」と述べた。また,第3四半期(2009年4~6月)の業績見通しとして,売上高を77億~79億ドル,希薄化後の1株当たり利益を約0.95~1.00ドルと予測した。
[発表資料]
[決算表(PDF文書)]