愛知県の第二地銀である中京銀行は2009年4月22日、日立製作所が提供する勘定系システムの共同利用サービス「NEXTBASE」の採用を決めたと発表した。2011年度下期の移行を予定する。NEXTBASEへの参加表明は、徳島銀行、香川銀行、北日本銀行、トマト銀行、高知銀行、栃木銀行に続き7行目となる。

 NEXTBASEの利用により、新商品や新サービスの迅速な提供、システム部員の企画業務へのシフト、災害対策の強化、コスト削減を目指す。中京銀は現在、日立製メインフレームで同社製勘定系システムを単独利用している。

 NEXTBASEは中核にNTTデータの勘定系パッケージ「BeSTA」を日立製メインフレームで動作させる。第二地銀向けの共同センターとしては最大陣営であり、すでに徳島、香川、北日本、トマト、高知の5地銀が利用を開始している。