ユーザーローカルが提供開始した「うごくひと2」
ユーザーローカルが提供開始した「うごくひと2」
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 ユーザーローカルは4月21日、携帯電話向けWebサイト用無料アクセス解析サービスの新版「うごくひと2」の提供を開始した。商用サイトの解析にも利用してもらえるよう、分析機能を拡充したとしている。

 新版は2008年8月より提供してきた「うごくひと」(関連記事)に、Webページ単位で性別/年齢/地域といったユーザー属性を分析する機能など、新機能10種類を追加した。ユニークユーザー数やセッション数、滞在時間、直帰率も解析可能にした。検索キーワードと直帰率/検索回数/滞在時間を統合してグラフ化すると、検索エンジン最適化(SEO)/検索エンジンマーケティング(SEM)対策に役立つという。

 従来通り、携帯電話のキャリアや機種、機能別のアクセス状況も集計できる。分析データはCVS形式のファイルとして一括ダウンロード可能。Webビーコン方式の解析サービスで、解析対象サイトのコンテンツやデザインに影響を与えない。PHPやRuby on Rails、Perlといったスクリプト言語によるプログラムとも連携する。

 うごくひと2は無料サービスとして運営するほか、運用システムをWebホスティングサービス業者やポータルサイト運営会社、Webコンサルティング会社などに無償でOEM提供していく。

■関連情報
・ユーザーローカルのWebサイト http://www.userlocal.jp/