米Google傘下のビデオ共有サービス「YouTube」は2009年4月16日(現地時間),テレビ番組コーナーの提供開始と,映画コーナーの強化を発表した。各コーナーでは,米Crackleや米CBS,米Metro-Goldwyn-Mayer,米Lions Gate Entertainment,米Starzなどが提供した数千本のテレビ番組と数百本の映画を視聴したり,コメントをつけたり,友人と共有したりできる。

 今回の機能強化は,個人の投稿ビデオから市民ジャーナリズム,音楽のプロモーションビデオ,長尺のテレビ番組や映画まで,利用者が視聴したいと考えるあらゆるコンテンツを提供できるようにYouTubeが実施している取り組みの成果の一つであるという。

 コンテンツを見つけやすくするために,YouTubeのカテゴリーに新しく「Shows」と「Subscriptions」のタブを追加した。「Shows」タブではテレビ番組をジャンル別,放送局別,番組名別,人気順に探すことができる。「Subscriptions」タブでは,ユーザーがあらかじめ登録した投稿者が新しい動画を追加すると,クリック一つでその動画を視聴できるようになる。

 現在,テレビ番組と映画を視聴できるのは米国内の利用者に限られるが,YouTubeはほかの地域についても可能な限り早い時期にこのサービスを提供したいとしている。また,「Subscriptions」機能については,数週間内に世界各国向けのサービスで利用できるようになるという。

 またGoogleは同日,動画配信サービス向けの広告配信サービス「Google TV Ads Online」の試験提供を開始したことも発表した。今回のYouTubeのテレビ番組と映画の配信サービスで利用できるほか,一般の動画配信サービス向けの広告配信用途にも利用できるという。

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