食品メーカーを中心にマーケティング支援事業を手掛けるラベルバンク(大阪市淀川区)は2009年4月17日、Webサイトなどに記載する文章を入力することで、薬事法、健康増進法、景品表示法などの規制内容に該当する可能性のあるキーワードを割り出せるサービス「らくらく薬事チェッカー」を一部無料利用可能にすると発表した。

 1日3回(30文字以内)まで無料で利用できるようになる。規制に反する可能性があるキーワードは、病名や症状を示す用語「病名・症状」や、誇大、または具体的な根拠資料を必要とする表現「優良誤認」など、どういった点が問題になるか振り分ける。それぞれのカテゴリーごとに、文章作成のアドバイスも表示する。

 らくらく薬事チェッカーはWebサイトや広告などに使う文章を、ラベルバンクが持つ上記3つの法律に関連する約2000語のデータベースを基に、規制内容に該当する可能性のあるキーワードを「NG可能性大」(赤)「文脈次第でやや危険可能性」(黄)の2段階に分けて表示する。URLを入力するとページ全体を調べられる「Webページチェック」、公開していないHTMLファイルを調べられる「html原稿チェック」などの機能も持つ。約100社が利用している。

 利用料金は、1カ月間5250円、3カ月間1万2600円、1年間4万7250円の3コースから選べる。

■関連情報
・らくらく薬事チェッカーのWebサイト http://label-bank.co.jp/service/service-rakuyakuji-price.html