Express5800/56Xf
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NECは2009年4月17日，CAD/CAM用途に向けて計算能力を高めたPC“ワークステーション”の新機種「Express5800/56Xf」を発表した。新たに，最新CPUのXeon 5500番台を搭載し，現行機「Express5800/56Xe」（Xeon 5200/5400番台）よりも処理性能を向上させた。同日販売を開始し，4月20日から出荷する。価格は47万円から。
ワークステーションとは，CAD用途などに向けてグラフィックス処理機能などを高めたエンジニア向けPCである。特徴として，高性能なCPUとともに，描画命令APIであるOpenGLの性能に注力したグラフィックス・カードを搭載する。今回のExpress5800/56Xfも，米NVIDIAのOpenGL処理向け製品「nVIDIA Quadro」（NVS 290，FX 570/1700/3700/4800）を搭載する。CPUは1～2個を搭載し，メモリーは1CPUあたり最大24Gバイト（6本）。
ミニタワー型のデスクトップ型きょう体で拡張性を高めた。拡張ベイは，5.25インチが3個（空き1），3.5インチが4個（空き4）。拡張スロットは，PCI Express（x16）が1個（空き0），PCI Express（x8）が2個（空き2，SASモデルは空き1），PCI Express（x4）が1個（空き1），PCI（32ビット）が1個（空き1）。
