写真1●留守番中のペットの画像入りメッセージが指定アドレスに届く
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写真2●本体装置の外観。カラー・バリエーションを用意した
写真2●本体装置の外観。カラー・バリエーションを用意した
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 映像配信システムを開発するベンチャー企業テレインフォは2009年4月14日,留守宅のペットの画像を撮影し,飼い主の携帯電話やパソコンに自動的にメール送信するサービスを発表した(写真1)。CMOSカメラとPHSを内蔵した本体装置(写真2)がペットの動きを検知して撮影した画像を,登録した宛先にメールで送信するというもの。メール本文の文面はペットから飼い主へのメッセージになっており,いやし効果を狙う。ネットワークなどの設定をしなくても,本体装置の電源を入れるだけで利用できる。

 「てれeにゃんこ」の名称でサービスを展開する。本体装置を自宅のペットのお気に入りの場所に設置しておけば,本体装置のセンサーがペットの動きを検知して,自動的にペットを撮影する。画像に添えるメッセージは,あらかじめ用意されている文面の中からランダムに選択する。

 本体装置の大きさは幅140×高さ45×奥行90mm,重さは約250グラム。設置する部屋の色調に合わせられるように,装置のカバーはいくつかの色から選択できる。

 レンタル形式で販売する。料金は2年契約の場合で月額3980円。料金にはサービス利用料,本体装置のレンタル料,PHSデータ通信利用料が含まれる。別途,初回契約時は初期設定費用4800円が必要となる。同社のWebサイトで申し込みを受け付ける。