写真●ブライセンのベトナム支店
写真●ブライセンのベトナム支店
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 システム会社ブライセンは2009年4月13日、ベトナム・フエ市に支店を開設したと発表した。従業員として、同社が日本で技術やビジネスノウハウを教育したストリートチルドレンを雇用する。

 ブライセンはストリートチルドレンの自立支援を行っているボランティア団体「ベトナムの『子どもの家』を支える会(JASS)」の趣旨や活動に賛同し、以前から支援している。2002年からは子どもの家出身者を企業留学生として受け入れており、現在まで4人が日本で教育を受けた。今回はこの企業留学生を雇用する。

 同社は「従来型の自立支援活動の枠組みを越え、組織的な仕組みの中で国際間の技術交流と産業創出の後押しを目指す」としている。