セールスフォース・ドットコムは2009年4月14日、ローソンが同社のPaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)「Force.com」を基盤に情報管理システムを構築したと発表した。業務に必要な文書ファイルなどを共有し、従業員の生産性向上を図る。

 ローソンは従来、情報管理システムとして日本IBMの「Lotus Notes」を利用していたが、システムの開発にかかる期間やコスト、拡張性を考慮しForce.comにリプレースしたという。

 ローソンの横溝陽一常務執行役員CIO(最高情報責任者)は「マーケットと消費者ニーズの変化に柔軟かつスピーディーに対応することが不可欠。この経営課題に対応するためには従来のオンプレミス(自社構築)型では時代遅れ」としている。