図 フォトリモ@ナビの利用イメージ
図 フォトリモ@ナビの利用イメージ
[画像のクリックで拡大表示]

 シャープとパイオニアは2009年4月13日,携帯電話機とカーナビシステム間のシームレスな連携を実現する規格「フォトリモ@ナビ Ver1.0」を共同開発したと発表した。

 このフォトリモ@ナビを活用することで,例えば携帯電話サイトで得たドライブに関する情報を自動的にカーナビに送って目的地を設定したり,カーナビで計算された到着予想時刻などを携帯電話でメール送信したりといった様々な連携が可能となる(図)。今後両社は,自社製品への搭載だけでなく,幅広い機器へのフォトリモ@ナビの採用に向けて,広く本規格の普及活動を推進する。

 本規格のベースとなる「フォトリモ」は,「フォト(画像)でリモートコントロール(制御)」を意味する。JPEG形式の画像データに制御情報を付加することで,デジタル機器を操作する仕組みである。2007年にシャープが開発して,シャープ製の携帯電話機や液晶テレビに採用している。

[発表資料へ]