写真●「メディアシールドPro Version 2.0」の画面例
写真●「メディアシールドPro Version 2.0」の画面例
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 ライフボートは2009年4月13日,情報漏えい対策ソフト「メディアシールドPro Version 2.0」(写真)を発表した。データの暗号化や複製/印刷の抑制などの機能により,社外に持ち出した記録メディアからの情報漏えいを防ぐ。価格は5ユーザー12万円(税別)から。5月29日に販売開始する。販売目標は初年度5000万円。

 USBメモリーや携帯型ハード・ディスクなど,社外に持ち出す記録メディアを安全に運用できるようにする。パスワードを知っている正規ユーザーが専用モジュールを動作させたWindowsクライアントPC上で利用する場合に限って,データの閲覧や利用が可能になる。

 主な特徴は2つある。1つは,データを暗号化して,パスワードを知らない第三者に閲覧させない機能である。もう1つは,社外に持ち出して利用できるファイルの種類をOfficeなど特定のアプリケーションに限定したり,他の記録メディアへのデータ・コピーや印刷などをアクセス制御/抑制する機能である。

 稼働OSは,Windows XP/Vista。用途に応じて,管理マネージャ・ソフト1種類と,アクセス制御エージェント・ソフト2種類の計3種類のモジュールを用意している。開発会社はエスコンピュータ。当初個別案件として受託開発したソフトに機能強化を加え,パッケージソフトして販売する。