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 ソフトブレーンは2009年4月13日、SFA(営業支援)ソフトの主力製品「eセールスマネージャー」の新版を発表した。主に携帯電話からの報告機能を強化した。携帯電話内蔵のデジタルカメラで撮影した画像を日報本文に添付してサーバーに登録する機能を追加した(写真は画面例)。店頭における商品陳列状況などを本部側が手軽に把握できるようになるという。これまでは画像は別途、送信しなければならなかった。

 新版の名称は「eセールスマネージャー Ver.7.1」。携帯電話の日報報告画面から「画像ファイルの添付」を選択すると、件名と送信先がセットされた状態でメーラーが立ち上がる。利用者が取込む画像を添付してメールを送信すると、サーバー側は自動的に日報管理データベースに蓄積する。

 携帯電話からの使い勝手も向上した。NTTコミュニケーションズのワンタイムパスワード認証サービス「モバイルコネクト」の利用者は、専用リンクをクリックするだけで、eセールスマネージャーにセキュリティを確保したままログインできるよう。これまでは利用のたびにID/パスワードを入力し直さなければならなかった。

 マイクロソフトのユーザー管理機能「Active Directory(AD)」との連携機能も追加した。ADのユーザー情報をeセールスマネージャーに流用できる。このほか名刺の自動読み込み機能を追加した。