日本プログレスは2009年4月10日、セールスフォース・ドットコムのSaaS型CRMソフト「Salesforce CRM」と社内システムを連携させるためのドライバソフトを発表した。Salesforce CRMに蓄積されたデータを通常のSQL文で読み書きできるようにする。特別なAPIを覚えず済むので手軽に導入できるという。

 ドライバソフトの名称は「OpenAccess for ODBC for Salesforce DataSource」。データベースアクセスで一般的なODBCドライバとして動作する。SQL文の要求をSalesforce CRMの標準APIに変換してデータにアクセスする。ODBCドライバ対応の社内システムならすぐに導入できる。

 同日から出荷を始める。価格はWindowsクライアント版が2万1600円から。Windowsサーバー版が67万2000円から。