日本プログレスは,セールスフォース・ドットコムの顧客管理システムSalesforce CRMとのデータ連携を実現するODBCドライバ「Open Access for ODBC for Salesforce DataSource」の販売を2009年4月10日に開始した。価格はWindowsクライアント版が2万1600円(税別)からで,Windowsサーバー版が67万2000円(税別)から。

 特徴は,EAIパッケージやサービスの導入や,Force.com APIの知識なしで,Salesforce CRMと低コストで連携できること。想定される利用形態は,社内システムとSalesforce CRMとの連携。社内システムから,SQLを利用して,Salesforce CRMのデータを取り出したり,更新したりできる。

 稼働OSは,Windows XP/Server 2003(x86)/Server 2008(x86)。ほかに,.NET Framework 1.1 以上のランタイムライブラリと,Salesforce Enterprise Edition以上のアカウント(Web Service APIが利用できるアカウント)が必要。