写真●5.8Mビット/秒の送信速度に対応した「D23HW」
写真●5.8Mビット/秒の送信速度に対応した「D23HW」
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 イー・モバイルは2009年4月8日,端末からの送信速度を最大5.8Mビット/秒に高速化したHSUPA(high speed uplink packet access)方式のデータ通信サービスを開始すると発表した。対応エリアは東名阪の主要ターミナル駅や空港内。対応端末は4月17日に発売する。

 同社は2008年11月からHSUPA方式のサービスを提供している(関連記事)。このHSUPA方式では最大1.4Mビット/秒だった端末からの送信速度を約4倍に高速化する。データの受信速度は最大7.2Mビット/秒で従来と変わらない。

 新しいHSUPA方式のデータ通信を利用するには対応した端末「D23HW」が必要となる(写真)。端末は中国ファーウェイ・テクノロジーズ製で,2年契約を選択した場合の端末価格は1万4980円。

 サービスの提供地域は,東京近郊では東京駅,新宿駅,渋谷駅,六本木駅,秋葉原駅,羽田空港,成田国際空港,東京ビックサイト,幕張メッセ。愛知県では名古屋駅地下街,栄駅,中部国際空港。関西では新大阪駅,大阪駅,京都駅,大阪国際空港,関西国際空港など。

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