「Project P.U.M.A.」プロトタイプが走行しているところ
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「Project P.U.M.A.」プロトタイプの外観
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 米General Motors(GM)と米Segwayは米国時間2009年4月7日,2人乗りの電動二輪車「Project P.U.M.A.(Personal Urban Mobility and Accessibility)」を共同開発していると発表した。自動車よりも小型で温室効果ガスを一切排出しない新型車を普及させることで,都市部の交通渋滞や大気汚染を緩和するのが狙いとしている。

 プロトタイプでは,リチウム・イオン電池を採用し,1回の充電で最長35マイル(約56km)の走行が可能。最高速度は時速35マイル(約56km)。電力による加速や減速,動的安定性,自律運転および駐車などの技術を取り入れている。GMの無線通信技術「OnStar」を搭載し,市内にいる他の車の位置を確認することができる。

 GM研究開発/戦略企画部門の副社長を務めるLarry Burns氏によると,Project P.U.M.A.は動いている物体を自動的に検知して回避行動をとることができるという。

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