住商情報システムは2009年4月7日,メール・システム構築サービスでレッドハットと協業すると発表した。オープンソース・ソフトウエアをベースにすることでメール・システムを低コストで構築できるとしている。

 サービスの名称は「SCSメールソリューション」。Red Hat Enterprise Linuxなどレッドハットの製品を採用する。メール・ユーザー数ごとのライセンス費用が必要ないオープンソース・ソフトウエアを使うためコストを削減できるという。

 メール・システムを構成する各コンポーネント単位で冗長化し,局所的な障害によるメール・サービス停止を防止する構成を採用する。またメール・システムを機能ごとにコンポーネント化することで,メール流用が増加した際にサーバーの拡張が可能としている。