写真●「送信取り消し」などGmail Labsで公開している実験的機能
写真●「送信取り消し」などGmail Labsで公開している実験的機能
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 グーグル日本法人は2009年4月6日、東京都内で記者説明会を開催しGmailの「送信取り消し」機能を披露した。Gmailで作成したメールを「送信」ボタンをクリックした後に一定時間以内であれば送信を取り消すことができるというもの。送信後に取り消し可能な時間は、「5秒または10秒のどちらかから選択できる」(日本法人の岸本豪プロダクト マネージャー)。

 Gmailの設定メニューの中から「Labs」を選択し、「送信取り消し」を有効にすればすぐ利用できる。同機能はGmailの実験的機能を集めた「Gmail Lab」で公開している(写真)。

 Gmail Labsは2008年6月に英語版を公開しており、今年3月31日から日本語を含む47言語に対応したばかり。送信取り消し機能は日本法人のエンジニアが開発した機能で、英語版で先行公開したところ大きな反響があったという。

 Gmail Labsではこのほかにも、オフライン環境でGmailを利用できる「オフライン」機能、ファイルの添付忘れを防ぐ「添付忘れチェッカー」など40以上の実験的機能を利用できる。