ネットアップは2009年4月2日、ストレージ管理ソフトの新版を発表した。新たに同社が提供するデータ保護環境を一元管理するソフトと連携できるようになった。災害対策を実行する際に必要な設定作業などが大幅に簡素化できるという。同日付で出荷を開始する。

 新版を発表したのは「SnapManager for Oracle 3.0」、「SnapManager for SAP 3.0」、「SnapManager for Microsoft Office SharePoint Server 2.0」の3製品。それぞれオラクルのデータベースソフト、SAPのミドルウエア基盤、マイクロソフトのグループウエアソフトのストレージ管理に使う。サーバーやアプリケーションの運用担当者がデータのバックアップ/リカバリするのを支援する。同社の阿部恵史マーケティング部部長は「ストレージ管理に必要な設定の大部分を自動化することで、管理の負荷が減りコスト削減につながる」と説明する。

 価格はSnapManager for Oracle 3.0が153万9000円から、SnapManager for SAP 3.0が192万4000円から、SnapManager for Microsoft Office SharePoint Server 2.0は121万1000円から。