みずほ銀行は2009年4月から,デジタルサイネージ(電子看板)システムを本格導入する。全国の営業店に設置した大型ディスプレイ最大1400台に,金融商品やサービスの情報を配信/表示する。デジタルサイネージシステムとしては国内最大級の導入事例となる。配信情報の制作/登録を含めて,配信システムの運用は富士通にアウトソーシングする。

 「マルチモニター情報配信システム」の名称で展開する。営業店に来店する顧客へのプロモーション強化を狙う。ディスプレイに表示する情報は各店舗のプロモーション施策に応じて変える。店舗単位だけでなく、同一店舗内でもコーナーによって表示内容を変更できる。

 システムは富士通ゼネラルのデジタルサイネージ・システム「Plasmawave」をベースに構築した。コンテンツの登録やシステム管理業務は富士通にアウトソーシングし、みずほ銀側の負荷を軽減する。