スカパーJSATと同社子会社のオプティキャストは2009年4月1日,NTT東西地域会社のFTTH(ファイバー・ツー・ザ・ホーム)回線を利用した多チャンネル放送サービス「スカパー!光」で,東経110度CS放送「スカパー!e2」の再送信サービスを同日より提供すると発表した。

 「スカパー!e2」はスカパー!光で提供している地上デジタル放送やBSデジタル放送の再送信と同様パススルーで提供され,デジタルテレビやHDDレコーダーが内蔵しているチューナーで受信できる。

 また両社は同日,スカパー!光事業に関してグループの体制を段階的に改編することも発表した。2005年12月にオプティキャストとNTT東西で設置した販売会社オプティキャスト・マーケティングの営業機能を,将来的にスカパーJSATに移管する。その最初のプロセスとして,オプティキャストがオプティキャスト・マーケティングを吸収合併する。今回の改編でスカパーJSATは,オプティキャストとの一体運営化を促進し,東経124・128度CS放送「スカパー!」及び「スカパー!e2」,「スカパー!光」の基幹3サービスの商品力の向上と,マーケティング体制の強化を図る方針である。

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