イオン、イオンクレジットサービス、NTTドコモの3社は、イオングループのモバイルマーケティング事業を手がける新会社「イオンマーケティング」を2009年5月に設立する。イオングループの商品/売り場/サービスとNTTドコモの情報配信サービスを連携させ、それぞれの利用者に合わせたマーケティングを行う。

 新会社はモバイル会員制度「イオンモバイル会員」(仮称)を運営し、携帯電話用のメールやWebサイトで会員の好みや生活スタイルなどに合わせて情報発信する。NTTドコモの端末を利用している会員には、同社の情報配信サービス「iコンシェル」などを使ったサービスも用意する予定。

 イオングループ各社から会員データ管理/運用と販促施策を受託し、顧客情報/店舗POSデータの統合分析サービスや顧客調査サービスを提供する。イオングループで横断的に利用できる顧客マーケティング情報データベースも構築する。グループ会社だけでなく商品を納入するメーカーに対しても、顧客属性別の購買履歴情報にもとづく情報配信企画も提案/実施していく。

 新会社の払込資本金は8億円(内訳は資本金4億円、資本準備金4億円)。出資比率は、イオンが51%、NTTドコモが29%、イオンクレジットが20%。

■関連情報
・イオンのWebサイト http://www.aeon.info/
・イオンクレジットサービスのWebサイト http://www.aeoncredit.co.jp/
・NTTドコモのWebサイト http://www.nttdocomo.co.jp/