NTTぷららは2009年4月1日、法人向けセキュリティサービスを発表した。管理者が設定したWebサイトへのアクセスを禁止する「URLフィルタリング」機能に加えて、Webページからのウイルス感染を防ぐ機能を提供する。最近増加している、改ざんされたWebページからのウイルス感染を防げる(関連記事)。

 「WEBゲートウェイ」の名称で4月2日からサービスを提供する。主に二つの仕組みでWebページからのウイルス感染を防ぐ。

 まず過去にウイルスの配布が確認されたサイトへのアクセスを防止する。ブラウザにURLが入力されたり、リンクをクリックした段階で接続をブロックする。

 さらにプロキシサーバーを使ったウイルスチェックを実行する。ここでアクセス先Webページでのウイルス感染の危険性を確認し、危険性が高い場合はアクセスをブロックする。

 サーバー類はすべてNTTぷららが運用する。ユーザーは新たな機器を購入・設置せずに済む。クライアントパソコンに専用ソフトを導入する必要もない。

 サービス料金は1契約の場合で1575円(税込み、以下同)。1契約当たり5台のクライアントパソコンを利用できる。ウイルス対策を使わず、URLフィルタリングのみを利用する場合は1契約当たり月額787円となる。