富士ソフトはグーグルの企業向けアプリケーションサービスの試用版「Google Apps スタートパック」を2009年4月1日から販売開始する。Google Apps Premier Editionの導入を検討する企業が、試験的に運用するためのサービスという位置づけである。

 Google Apps スタートパックでは、Google Apps Premier EditionのGmailやカレンダーといった全機能を10アカウント分利用可能。最大5人分の管理者向け教育研修1回と管理者用マニュアルが提供される。利用期間は2カ月間で料金は20万円。

 同サービスは富士ソフトが独自に提供。テスト運用時から本導入に至るまでを簡素化することで、Google Apps Premier Editionの利用企業増加を狙う。同社はGoogle Apps スタートパックを3年間で150社へ導入することを目標にしている。