ウェザーニューズとケーブルテレビ(CATV)統括運営会社のジュピターテレコム(J:COM)は2009年3月30日,J:COMのデジタルコミュニティーチャンネル「J:COMチャンネル」において,地域密着型の気象情報番組「ウェザーニュース」の放送をJ:COM傘下のCATV局で4月1日から順次開始すると発表した。

 ウェザーニュースは,J:COMチャンネルのデータ放送開始と共に提供するもので,CATVの強みである“地域性”と,ウェザーニューズの強みである“参加型”が融合した番組である。ウェザーニューズの運営する携帯サイトの160万人の有料会員(サポーター)と約744万世帯に提供されているJ:COMチャンネルの視聴者は,天気情報を提供する“お天気記者”として番組作りに参加できる。番組では,「先ほどから強い雨が降っている」や「西の空にきれいな虹が掛かっている」などの情報にコメントを加えながら随時紹介する。ウェザーニューズとJ:COMは「朝」「昼」「晩」の1日3回,番組を更新する。気象状況によっては回数を増やして更新する。

 今回のウェザーニュース開始に伴い,ウェザーニューズの提供するCATV向け気象情報コンテンツは,J:COMチャンネルの視聴可能世帯を含めて約1044万世帯で視聴が可能となる。ウェザーニューズとJ:COMは今後も様々な共同企画などを実施する予定という。

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