米Red Hatは米国時間2009年3月23日,Eclipseベースの統合開発環境(IDE)の新版「JBoss Developer Studio 2.0 - Portfolio Edition」を発表した。会費制でコード/修正パッチ/アップデートの提供を始めている。Windows版,Linux版,Mac OS X版を用意する。

 同IDEは,Eclipseのオープンソース開発ツールとランタイム環境/各種ツールを組み合わせた製品。新IDE「JBoss Developer Studio 2.0」を中核にJavaアプリケーション・プラットフォーム「JBoss Enterprise Application Platform」,サービス指向アーキテクチャ(SOA)プラットフォーム「JBoss SOA Platform」,ポータル・プラットフォーム「JBoss Enterprise Portal Platform」,システム管理ソフトウエア「JBoss Operations Network」などで構成する。

 Java EE,コンポーネント・プログラミング・モデル「Seam」,Ajaxといった技術に対応しており,高度なインタラクティブ性のあるアプリケーション/サービスを迅速に開発できるという。

 開発者向けサポートを受けるには,別途「Red Hat Developer」契約を結ぶ必要がある。

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