Web対応のインスタント・メッセージング(IM)サービス「meebo」を手がける米Meeboは米国時間2009年3月23日,広告プラットフォームの拡張を発表した。2009年第2四半期より,同社のチャット機能を実装している提携サイトにも,同社の広告商品「MediaBar」などを配信する。

 meeboは,「AOL Instant Messenger」「Yahoo Instant Messenger」「MSN Messenger」「Google Talk」など,複数のIMサービスを統合するサービス。meebo.comで1つのIMサービスにログインすると,ほかのIMサービスの友人ともチャットできる。ブログやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)サイトなどにmeeboのチャット機能を実装するためのプラットフォーム「Community IM」も提供している(関連記事:meeboのチャット・プラットフォーム,さらに11社が導入へ)。

 MediaBarは,画面下に728×90ピクセルの広告として掲載されるが,クリックすることで900×400ピクセルに拡大表示する。広告主はビデオ,アプリケーション,ゲーム,ニュース,ウィジェットなど,さまざまなコンテンツを広告として利用できる。同社はほかにも,チャット内容に合わせて広告表示する「SparkAds」,壁紙やバディ・アイコンといった広告アイテムを用意している。

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