写真1●アクトビラ ビデオ・フルに対応したSTB「AVeL Link Player AV-LS500VX」
写真1●アクトビラ ビデオ・フルに対応したSTB「AVeL Link Player AV-LS500VX」
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写真2●スカパー!HD対応チューナー(右)と接続して番組の録画ができるHDD「LAN DISK AV HVL G」シリーズ(左)
写真2●スカパー!HD対応チューナー(右)と接続して番組の録画ができるHDD「LAN DISK AV HVL G」シリーズ(左)
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 アイ・オー・データ機器(本社:石川県金沢市,社長:細野昭雄氏)は2009年3月17日,デジタル家電向け周辺機器の新製品発表会を開催した。今回発表した新製品は,アクトビラ対応のセットトップ・ボックス(STB)「AVeL Link Player AV-LS500VX」と,スカパー!HD録画対応のネットワーク・ハードディスク装置(ネットワークHDD)「LAN DISK AV HVL G」シリーズ2機種である。

 AV-LS500VXはアクトビラのコンテンツ配信サービス「アクトビラ」と,デジタルメディアマートの映像配信サービス「DMM.TV」に対応したSTBである(写真1)。ホームネットワーク規格の「DLNA」とコンテンツ保護技術の「DTCP-IP」に対応しており,DLNAサーバーに録画した地上デジタル放送番組を,ネットワーク経由でアクセスして視聴できる。アクトビラ ビデオ・フルまで対応しており,アクトビラ ビデオ/ダウンロードには対応していない。価格は3万1700円(税別,以下同じ)で,4月上旬出荷予定である。アクトビラ向けに高速ブラウザを搭載しており,他社製で44秒かかるアクトビラビデオのメニューを22秒で表示するという。

 もう1つのLAN DISK AV HVL Gシリーズは,DLNAサーバー機能を搭載したネットワークHDDで,DTCP-IPにも対応している。東芝のデジタル液晶テレビ「レグザ」シリーズと接続すると,地上デジタル放送やBSデジタル放送の録画先として利用できる。また,2009年6月に提供するファームウエアでスカパー!HD対応チューナーにも対応する予定で,スカパー!HDの番組録画も可能になる(写真2)。価格は,ハードディスクの容量が500Gバイトの製品が2万1000円,1Tバイトの製品が2万9500円。いずれも4月下旬に出荷予定である。