テレビメールシステムの概要(発表資料より)
テレビメールシステムの概要(発表資料より)
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 イーシステム(本社:東京都港区,代表取締役社長:渡辺博文氏)は2009年3月16日,同社が提供する放送業界向けCRMシステム「テレビメールシステム」を北海道テレビ放送(HTB)が導入することになったと発表した。2009年4月1日から,HTBのデータ放送でサービスが開始される。

 HTBは既に,インターネットに接続されたデジタル放送受信機にメールを配信する仕組みを導入しており,視聴者に各種コンテンツを無料で配信する「TVメルマガ」サービスを提供してきた。今回,その仕組みをイーシステムが提供するテレビメールシステムに切り替える。このシステム切り替えにより,「操作性の向上やメール配信容量の増大,データ分析が可能など機能向上を図ることができる」(イーシステム)という。

  イーシステムのテレビメールシステムは,地上デジタル放送受信機に標準装備されたLAN端子によりインターネットを経由して,視聴者に向けたメール配信を軸としたコンテンツ発信を可能とする。一斉配信はもちろんのこと,視聴者の居住地域ごとにスポットでメールを配信するなど「視聴者一人ひとりにきめ細かな情報提供が可能」という。また視聴者からの発信も可能で,アンケートなどにも活用できる。

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