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MIT,リチウム・イオン電池の充放電速度を10〜20倍高速化マサチューセッツ工科大学(MIT)は米国時間2009年3月11日,急速充放電が可能なリチウム・イオン・バッテリの実現につながる技術を開発したと発表した。表面素材の製造方法を見直し,充放電速度を約10〜20倍高めたという。同技術の詳細は,英国の科学雑誌「Nature」(3月12日号)に掲載されている。 リチウム・イオン・バッテリは大量の電気エネルギーを蓄積できるものの,充放電に時間がかかるという問題がある。MITの研究グループは充放電速度が遅い原因を突き止め,充放電速度を左右するリチウム・イオンがスムーズに移動可能な表面素材を開発した。試作品で実験したところ,既存技術だと充電と放電にそれぞれ6分かかる容量のバッテリが,新技術の適用で10〜20秒で充電/放電できるようになった。新素材を使う必要がないため,2〜3年以内に実用化できると見込む。 この技術で製造した表面素材は充放電を繰り返しても従来に比べ劣化しにくく,同じ容量のバッテリを少ない量の材料で作れる。そのためバッテリを小型・軽量化できる。 研究グループは,これまで数時間かかっていた充電作業が大幅に短縮できれば,リチウム・イオン・バッテリの新たな応用分野が生まれると見ている。 [発表資料へ] 最新ニュース記事一覧へ >>
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