総務省は2009年3月11日,LTEなど3.9世代(3.9G)移動通信システム導入に向けた免許方針案(正式名称は「3.9世代移動通信システムの導入のための特定基地局の開設に関する指針案」)を電波監理審議会に諮問し,適当とする答申を受けたと発表した。

 免許方針案では,1.5GHz帯と1.7GHz帯に新規・既存事業者を問わず最大4社に対して10MHz幅,15MHz幅を割り当てる方針を提示(関連記事)。1月23日から2月23日まで意見募集にかけられていたが,携帯電話事業者各社からは方針案に賛同するコメントが寄せられていた。

 総務省は今回の答申を受けて,4月上旬にも免許申請の受け付けについて公表する予定だ。

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