米Yahoo!子会社でオープンソースWebグループウエアの米Zimbraは公式ブログへの投稿で米国時間2009年3月6日,有料メール・サービスの利用メールボックス数が4100万個に達したと発表した。

 Zimbraは2006年に同サービスの提供を開始し,3年で4000万個を達成した。有料メールボックス利用者の割合を地域別にみると,北米が56%,西欧が28%,アジア太平洋地域が8%,西欧を除いた欧州と中東/アフリカが5%,中南米が3%。今後は,中南米,アジア,欧州/中東/アフリカからの利用が増えると見込む。

 利用者が急増している要因として,Zimbraは世界展開しているパートナ・ネットワークの存在を挙げている。米Comcast,アイルランドのEircom,米Hewlett-Packard(HP),米Red Hatなど675社以上のパートナ企業が,70カ国以上でZimbraのサービスを提供しているという。

[Zimbra公式ブログへの投稿記事]