オンライン・ワープロ「Zoho Writer 2.0」の画面例
オンライン・ワープロ「Zoho Writer 2.0」の画面例
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各種機能を内容によってタブにまとめた「MenuTab(メニュータブ)」
各種機能を内容によってタブにまとめた「MenuTab(メニュータブ)」
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 米AdventNetが運営するオンライン統合オフィス・アプリケーションのZohoは米国時間2009年3月5日,オンライン・ワープロの新版「Zoho Writer 2.0」を公開した。多数の新機能を追加し,主にユーザー・インタフェースの改良を図った。

 左側にドキュメントのリスト,右側に編集スペースを配置し,タブで複数ドキュメントを切り替えるという基本は従来のままに,メニューやボタンを表示するツールバーの使い勝手を向上した。各種機能を内容によってタブにまとめ,「MenuTab(メニュータブ)」という名称にした。クリックすると機能をドロップダウン・メニューで表示するほか,従来のようにタブの下にボタン表示することも可能。ドロップダウン・メニューでは,機能名の横にボタンのアイコンも表示されるため,どのボタンがどの機能を意味するか理解しやすいとしている。

 頻繁に利用する「保存」「取り消す/やり直す」「カット/コピー/ペースト」などは,すぐにアクセスしやすいよう,まとめてメニュータブの左にボタンを配置した。

 サイドバーは,オンライン表計算アプリケーション「Zoho Sheet」のサイドバーに合わせた。複数のドキュメントを選択したり,ドキュメントが共有状態にあるか確認したりできる。また,検索ボックスもサイドバー上に設置した。

 これらの新機能は,Zoho Writerを利用した「Zoho Notebook」「Zoho Business」などのアプリケーションにも反映される。APIを用いてZoho Writerを統合した他社製アプリケーションも同様である。

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