「Google AdSense」のリッチメディア広告の例
「Google AdSense」のリッチメディア広告の例
[画像のクリックで拡大表示]

 米Googleは米国時間2009年3月4日,広告配信サービス「Google AdSense」でユーザーのクリック操作に応じて拡大表示するリッチメディア広告の提供を開始した。現在のところ米国の一部広告主向けに限定提供している。

 広告の拡大表示は,ユーザーが元の広告をクリックした場合に限って行う。マウスオーバーなどでは拡大しないため,不意に画面を広告でさえぎることがない。拡大はオリジナル・サイズの2倍以内に抑え,Webページとは別の表示層を使うため画面を乱さない。拡大エリアでは,画像だけでなく動画も再生可能。拡大表示はいつでも消せる。

 AdSense広告表示用のコードをWebページに挿入し,画像広告表示を有効に設定しておくと,拡大表示広告を掲載できる。広告掲載料は,クリック単価(CPC)または表示1000回ごとの単価(CPM)で算定する。フィルタ機能を利用すると,特定の拡大表示広告を掲載しないようにできる。

[発表資料へ]