検索エンジンマーケティング(SEM)コンサルティング事業のルグランは3月6日、薬事コンサルティングを手がけるDCアーキテクトと業務提携し、薬事法にのっとったWebサイト構築やオンラインマーケティング活動を支援すると発表した。健康食品/化粧品業界の広告主に検索連動型広告の出稿を促すなど、売り上げ拡大につながる施策を実施する。

 ルグランは、検索連動型広告の出稿に向けた提案書作成やアカウント管理/運用をサポートする。DCアーキテクトは、広告の表現を薬事法に照らし合わせて確認し、必要に応じて修正を施す。健康食品/化粧品業界向けセミナーも共同開催する。薬事法に関する知識不足でオンライン広告を活用していなかった企業のオンラインマーケティングを、総合的に支援していく。

 ルグランによると、健康食品/化粧品業界では過剰な広告表示が行政処分の対象となるため、検索連動型広告の利用が難しくなってきているという。業界がインターネットを利用して集客/売り上げ拡大を図るには、薬事法のほか景品表示法や健康増進法などを理解し、法令に従ったWebサイト作りが欠かせないとしている。

■関連情報
・ルグランのWebサイト http://www.LeGrand.jp/
・DCアーキテクトのWebサイト http://www.89ji.com/