米Microsoftと英Vodafone Groupは現地時間2009年2月26日，Vodafoneの企業ユーザー向けサービスについて両社が提携したと発表した。提携により，Vodafoneは同社の音声およびデータ通信サービスにMicrosoftの企業向けオンライン・サービス「Microsoft Online Services」を統合し，通信およびコラボレーション機能を備える単一のソリューションとして提供する。
Microsoft Online Servicesは，企業向け通信およびコラボレーション・ソフトウエアをサブスクリプション形式で提供するサービス。Vodafoneが提携を通じて提供するサービスには，「Microsoft Exchange Online」「Microsoft SharePoint Online」「Microsoft Office Communications Online」「Microsoft Office Live Meeting」が含まれる。
Microsoft Online Servicesを提供しているのは現在米国のみで，2009年上半期中に米国以外の市場でも利用可能にする。Vodafoneは，このサービスを統合したソリューションの提供を2009年中にドイツとスペインで開始する。このほかの市場でも提供を予定している。
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