米Googleは米国時間2009年2月25日,企業向けオンライン・アプリケーション・サービス「Google Apps」の動作状況を確認できる機能「Google Apps Status Dashboard」の提供を開始した。同サービスの透明性を高める取り組みの一環という。「Standard」「Premier」「Education」「Team」「Partner」エディションの米語版で利用可能。

 対象エディションの「Gmail」「Google Calendar」「Google Talk」「Google Docs」「Google Sites」「Google Video for business」サービスについて,1日単位で正常動作/障害発生/サービス停止といった状況を確認できる。画面下の「Older」「Newer」リンクをクリックすると,特定期間の動作状況を確認することも可能だ。Google Apps利用組織の管理者は,管理用コントロール・パネルから各サービスの動作状況を調べることができる。

 同社は有償サービスのGoogle Apps Premier Editionに可用性99.9%を保証するサービス品質保証契約(SLA)を適用するとしているが(関連記事:Google,オンライン・アプリ「Google Apps Premier」で可用性99.9%を保証),2月24日にはGmailで世界規模の障害が起きた(関連記事:[続報]Gmailの障害は2時間半で復旧米グーグルがGmail障害の詳細を発表、新基盤ソフトとGmailのバグがデータセンター障害で露呈)。

[Google公式ブログへの投稿記事(その1)]
[公式ブログへの投稿記事(その2)]