「Vertica Virtualized Analytic Database」の稼働環境
「Vertica Virtualized Analytic Database」の稼働環境
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 米Vertica Systemsは米国時間2009年2月23日,仮想環境に対応した分析データベース「Vertica Virtualized Analytic Database」を発表した。米VMware製品をベースにしたシステム環境で仮想マシンとして動作する。出荷開始は同年3月の予定。

 新製品は,従来製品「Vertica Analytic Database」の全機能を備え,VMwareのハイパーバイザと最適化したLinuxを組み合わせてパッケージ化されている。

 Vertica Systemsによれば,新たに専用ハードウエアを増設することなく既存のデータ・センターに導入できるため,設備投資を抑えることができる。企業は仮想化の特徴を利用し,可用性と管理性に優れた省電力のデータ・ウエアハウスを構築できるという。

 頻繁に新たなデータ・マートを導入する企業や,分析データベースが急拡大している企業,あるいはデータ負荷が時期によって大幅に変動する企業などでの採用を想定している。また,短期間の分析プロジェクトにも向くとしている。

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