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「生産性5割向上」、日本IBMが開発ツールの新製品を発表日本IBMは2009年2月23日、ソフト開発ツールの新製品「Rational Team Concert V.1.0.1.1(以下RTC)」を含む3製品を3月から出荷すると発表した。RTCは、開発者のコラボレーションを重視した、同社が次世代の開発基盤と位置付ける「Jazz」に準拠した最初の日本語化製品だ。ソフトウェア事業 ラショナル事業部の渡辺公成 理事 事業部長は「RTCの英語版は08年6月に出荷済だが、既に米国では生産性を50%向上させた事例もある」と話す。 RTCはチーム全体の構成管理やビルド管理の機能に加え、メンバーに仕事を割り振って進ちょくを見える化する機能、開発者間のコミュニケーションを促進するチャットやwikiなどを備える(画面)。実際の開発やテストの機能は含まないが、反復開発の方法論であるOpenUp、アジャイル開発方法論であるScrumといった五つの開発方法論のテンプレートを提供する。 渡辺理事は「米国で50%生産性が向上した事例はユーザーを巻き込んだアジャイルの事例。日本の大手ユーザーでもビジネスの速い変化に対応できるアジャイルへの興味が高まってきている」と話し、啓蒙活動と併せてツールを拡販していく計画だ。 日本IBMはRTCのほか、ユーザーの要求定義を支援する「Rational Requirement Composer V1.0」、テストツールと連動してテストの優先度を設定したり要求に正対したテストが実施されているかなどを管理する「Rational Quality Manager V1.0」を併せて出荷する。いずれもこれまでのラインナップには無かったツールだ。 3製品の土台となるのが、情報を一元管理するリポジトリ機能やツールの共通UIを提供する機能、セキュリティ機能などを提供する基盤である「JAZZ TEAM SERVER」だ。IBMは同基盤のソースコードやAPIを公開しており、既に20を超えるベンダーがRTCのようにJAZZ TEAM SERVER上で動作する製品やソリューションを開発している。「今年中に出荷ベンダーは50を超え、日本でも数社が名乗りを上げている。オープンソースソフトや他社製品までも連携できるオープン性もJazzの強みだ」と渡辺理事は話す。 製品の価格と出荷時期は以下の通り。RTCは、250人規模のプロジェクトで3ユーザーの利用であれば715万円(税抜き、以下同)。4ユーザー目からは55万7700円が加算される。出荷は3月1日。 要求定義ツールのRational Requirements Composerは、同様の条件で500万5000円。追加ライセンスは78万6500円で出荷は3月1日。テスト管理ツールのRational Quality Managerは、同様に286万円で追加ライセンスは71万5000円だ。3月11日の出荷開始を予定している。 最新ニュース記事一覧へ >> |