米MicrosoftのWindowsクライアント・コミュニケーションズ・チーム・マネージャを務めるBrandon LeBlanc氏は同社ブログへの投稿で米国時間2009年2月19日,次期クライアントOS「Windows 7」のアップデート試験を行うと発表した。Windows 7ベータ版ビルド7000に対する試験的なアップデートを,2月24日より最大5回実施する。アップデート作業の手順確認などが目的で,新機能の提供やバグの修正は行わない。

 対象となるWindows 7ベータ版をインストールしてあるパソコンには,2月24日以降に「Windows Update(WU)」がアップデートの存在を通知する。アップデート作業は手動で行う必要がある。ユーザーが自動的にアップデートする設定を選んでいても,自動アップデートは行われない。アップデートを実行しても機能追加やバグ修正はなく,一部システム・ファイルを同じバージョンのファイルに書き換えるだけの処理となる。

 アップデートしたくない場合は,アップデート一覧画面で「Hide update」を選べば通知を消せる。

 Windows 7ベータ版ビルド7000は,同社が1月に一般向けとして公開したバージョン(関連記事:Windows 7の日本語ベータ版をインストールしてみた)。ただし,ベータ版の一般公開は既に終わっている(関連記事:「Windows 7」ベータ版の一般向け提供が終了)。

[LeBlanc氏のブログ投稿記事]
[Microsoft Updateチームのブログ投稿記事]