VHF-LOW帯マルチメディア放送推進協議会(代表:羽鳥光俊YRP研究開発推進協会名誉会長)の設立総会が2009年2月20日に開催された。同推進協議会は,VHF-LOW帯を利用して2011年7月以降に実用化が想定されるマルチメディア放送のサービスイメージを明確にし運用規定を策定することを目的にする。また同放送の普及推進方策の検討も行っていく。

 VHF-LOW帯マルチメディア放送推進協議会は,こうした検討のために,VHF-LOW帯を使ったマルチメディア放送に放送事業者(ソフト事業者)として参画を期待する事業者が集まった任意団体という位置づけである(関連記事)。発足時の参加企業数は108者に達した。事前説明会であった予算や会費などを総合すると70~80者程度の参画を見込んでいたもようであり,それを大幅に超える企業・団体が参画したことになる。

 なお,今後も随時参加する企業や団体の申し込みを受け付ける予定であり,企業数はさらに増える可能性もある。

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