図:UG Liveを使った約1500人規模のライブ配信におけるトラフィック削減効果
図:UG Liveを使った約1500人規模のライブ配信におけるトラフィック削減効果
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 ウタゴエ(本社:東京都渋谷区,社長:園田智也氏)とJストリーム(本社:東京都渋谷区,社長:白石清氏)は2009年2月19日,ウタゴエが開発したピア・ツー・ピア(P2P)配信サービス「UG Live 2」を,JストリームがASPサービスとして提供すると発表した。UG Live 2は,利用者側で専用ソフトをインストールせずにP2Pのライブ配信ができるサービスである。利用料金は30万円からで,別途初期費用が20万円かかる。

 P2P配信は,大容量のコンテンツをインターネットで配信する際に,配信元の回線への負担を大幅に軽減する手法として注目されている(図)。しかし,一般的に利用者側で専用ソフトをインストールする必要があり,利用を見合わせるユーザーも多かった。UG Live 2はP2PエンジンにJAVAアプレットを利用する事で,専用ソフトをインストールせずにP2P配信ができるようになった。

 UG Live 2の旧サービスとなるUG Liveは,対応WebブラウザーがInternet Explorerのみだったが,今回JAVAアプレット化したUG Live 2はFirefoxやOpera,Safariなどさまざまな環境で利用できる。

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