ジャパンケーブルキャスト(本社:東京都千代田区,社長:相坂吉郎氏)は2009年2月19日,テレビ通販を主要事業とする「良品プラス」を設立したと発表した。良品プラスは2009年2月25日,放送事業者を通じて通販番組の放送を開始する。

 良品プラスは,テレビ通販代理事業と自社仕入れによるテレビ通販事業を行う。テレビ通販代理事業では,20~40社の地上波放送事業者とBS放送事業者の放送枠を確保して,通販番組制作から受注業務までを商品メーカーなどの通販クライアントに提供する。通販番組では,1番組(約30分)あたり3~6社程度の通販クライアントの商品を紹介する。通販クライアントは,放送コストや番組制作コストを数社でシェアできる。さらに,良品プラスの番組制作ノウハウを活用するなど,効率的なテレビ通販が行えるという。

 自社仕入れによるテレビ通販事業では,良品プラスが商品を選定と仕入れを行い,通販事業を展開する。さらに全国約150社のケーブルテレビ(CATV)事業者と取引のあるケーブルキャストとの連携の下で,CATVのネットワークを活用して,日本各地にある商品を発掘したり紹介したりするなどの事業展開を図る予定だ。