みずほ証券が株誤発注による損失の賠償を求め東京証券取引所を訴えた裁判の判決日が2009年2月27日から延期になったことが分かった。2月19日に東京地方裁判所から原告と被告の双方に連絡があったもよう。

 延期の理由は不明。2008年12月19日に東京地裁で開かれた最終弁論で、09年2月27日の午後1時10分に判決を言い渡すことが決まっていた。

 裁判は2005年12月にジェイコム株の誤発注により400億円を超える損失を出したみずほ証券が、誤発注を取り消せなかったのは東証のシステムの不具合が原因として、東証に約415億円の損害賠償を求めたもの。2006年12月の裁判開始からちょうど2年。13回の口頭弁論を経て判決日が決まっていた。